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また投資で失敗した話(エーザイ)

2024年3月に、エーザイの買いと売りで失敗しました。

楽天証券のスーパースクリーナーで、5日間の平均売買高10億円以上、プライム市場銘柄を選択すると、

〇九電工は、25日移動平均線Aに上からタッチしたら買い、を繰り返したら、2月以降は利益になっていた。

この九電工のトレンドに気づくことはなく、私は、この期間、エーザイの値動きを日々追いかけていました。

なぜ、このような、Aルールで失敗しているのかが、わかりません。

以下、日記風に記録として残します。

エーザイへの投資

2024年前半、エーザイを手がけていたが、株価がAの上に上がってきたので、3月中旬の3月12日と13日に、2日続けて寄付きで買ったら、2日間とも陽線で終わったため、8千円のプラスになった。

しかし、翌日3月14日大きな陰線になって、含み損となった。

その次の日の3月15日、Aの下に株価が下がったので、Aルールに従い、今度は下降トレンドと考えて、寄付きでショートしたところ、ほぼ前日終値から陽線となったので、ショートの含み損が膨らんだ。

下がったときにショートをするのは、平均値が下がって不利となる。最初に連続して買ったときは、Aの上にあったため、下降トレンドとしてショートすれば、平均値が高いところでのショートとなり、有利であった。

トレンドは、思ったよりも長く続くと考えたほうが良い。

エーザイも、右下がりのフラグを1週間以上描いたあと、3月末の権利付き最終日以降にAの下に大きく下落した。

Aの上に株価が上がったところで、継続的にショートポジションをもって、4月以降に利益確定すれば、よかった。ショートをすると、配当を払う必要があったため、3月末までは待って、4月頭からショートをするという方法でもよかった。

Aの上にあがったので、底を打って上昇するとか考えて買ったものの、Aの下にさがったので、今度は下降トレンドと思い直して、不利な安値でショートを持ったところ、再びAの上に上がって、買いポジションも売りポジションも含み損になり、結局、10万円の実現損となってしまった。

3月中旬から下旬のフラグ相場では、最初はフラグとは思わないし、それがわからないのが当たり前である。フラグ相場では、買えば下がって損し、それならショートだと思ってやってみれば上がって損する。これを往復びんたという。このようなどっちにポジションを持っても損するパターンでは、何もしないというのが正解である。

少し利口に立ち回って、上がったらショートして、下がったら買いポジションを持つというフラグでの利益の出し方もあるものの、素人もプロも、フラグであることは最初はわからないので、立ち回ることは出来ない。

しかし、プロは、平均値を有利にするために、ショートをする場合は、できるだけ上昇しているときにショートし、ロングをする場合は、下がっているとき、2連続で下がったときの翌日などにロングする。

フラグであっても、トレンドであっても、すぐに買ったりショートしたりせずに、高いとき、安い時を待って、有利なポジションをもつことは、大切。

考えと違って、ポジションと逆の方向に行った場合でも、例えば、100円でショートして、120円まで上がったとしても、80円でショートするよりも、100円でショートしたほうが、損失は少なくてすみ、メンタル上もダメージは少ない。

自分は、底を打って上昇すると考えて、最初は2日連続して買いポジションを持ったところで、失敗した。

後から考えると、2日目に買った3月13日のところが、最高値の6,549円を付けた日だった。

それ以降、自分が買った平均値を上に行く日はほとんどなく、回復できない状況になったことがわかる。

もしこの3月12日、13日の2日間の相対的に高いところでは、買うことをがまんして、3月14日の下がった大引けのところ、または、その翌日の15日の寄付きに、買っていれば、もっと状況は、有利に運べたかもしれない。

また、トレンド判断を上昇トレンド転換ではなく、下降トレンド継続として見ていれば、Aの上に多少上がったところでショートを繰り返して、Aの下に下がったところで、返済して、新たにロングポジションを持つことで、上にも下にも対応できたかもしれない。

一番最初の楽天証券のスーパースクリーナーに戻ると、2024年4月21日現在、

プライム市場の企業で、5日間の平均売買代金が10億以上、過去52週安値からの上昇率が0~2%の企業を選択すると、オリエンタルランド、神戸物産、エムスリー、コーエーテクモなどが下降トレンドとして、抽出される。

オリエンタルランドの日足は、下のチャートです。

赤い曲線がA(25日移動平均線)で、Aは下向きであり、株価はAの下にあります。

神戸物産の日足は、下のチャートです。

大きく下がったときにショートするのではなく、2日連続で陽線となって上がった翌日に成り行きでショートするか、大引けでショートするほうが、平均値が上がって、有利となります。

自分がいま、固く誓うルールは、「底値買いをしない」というものです。

過去のいろいろな銘柄で、底値だと思って買ってしまいました。

そして、底値だと思って買った値段を、さらに更新して下がっていくのを、呆然とみているのでした。

それなら、さっさと損切りすればよいのに、

さらに悪いことには、下がっていくたびに買い増して、損失が、倍々に膨らんで、

泣く泣く損切りした経験がたくさんあります。

このような、失敗を繰る返すパターンを自分で客観的に見ることができて、それをしないことが、利益を出すうえでは大事です。

エムスリーの日足チャートは下のものです。

楽天証券のスーパースクリーナーで、このような傾向のチャートを探す目的は「底値買い」でした。

しかし、今日以降は、この目的でこのような傾向を調べるのは、やめます。

最後に、コーエーテクモHDの日足チャートは、下の図です。

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