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株式投資において、よく「安い時に買って、高い時に売れ」という話を聞きます。
しかしこれが上手くいくかといえば、そうならないことが、多くあります。
経験に基づいて、安い時に買って、どうなったか、今後どうするかを考えます。
2023年夏の安い時の事例
ドバイ原油先物ベアETN(2039)という銘柄があります。
これは、原油が上がれば、下がります。
反対に、原油が下がれば、上がります。
私は、原油が上がった時に、ドバイ原油先物ベアが、そろそろ過去の安値に近づいたから、底値だろうと思い、200口ほど買いました。
7月初めで、1300円台だったと記憶しています。
ところが、原油は高騰し、ドバイ原油先物ベアは下がり続けました。
ジェットコースターの下降レールに乗っているとは知らず、次々に買い増ししたのですが、どんどん損失が膨らみました。

もう底値だろう、もう底値だろう、という根拠のない思い込み、悪魔の声が、間違った行動の原因でした。
ここで、間違っているか、正しいかの判断を、投資では、わかりやすい基準をもつことが必要です。
損失があり、それが拡大しているのであれば、間違っています。
含み利益があり、それが拡大しているのであれば、正しいといえます。
含み損失が膨らんでいる時点で、すぐに間違いを認め、損切りするのが、私の場合は、必要でした。

上の日足チャートが、ドバイ原油ベアのチャートです。
1300円台から、さらに下がり、1008円までの安値をつけています。
私は、1300円台から買い始め、1100円台に入った時に、ギブアップし、大きな損失を受けました。
1000円台まで、買わずに待つ事ができた人は、利益を得ることができたかもしれません。
私は、もう怖くて、1000円台に下がってバーゲンセールかどうかも判断することができず、買うことはできませんでした。
900円台に下がるかもしれないという恐怖があったからです。
今気になる底値銘柄
底値かどうかは、上の失敗談から、判断できないことがご理解いただけたと思います。
それを踏まえた上で、ダダ下がり続けている銘柄が気になります。
資生堂、Monotaro、GMOペイメントゲートウェイの3銘柄です。
下は、2023年10月13日現在の、Monotaroの株価の動向です。

続いて、GMOペイメントゲートウェイの株価です。

最後が資生堂の株価です。

気になってます。
でも底値がどこかは、私には判断できません。
明確な基準がないからです。
もし、判断に迷ったら、投資のプロが運用する投資信託に資金を投入するのも、一つの方法です。
成長性のある企業を時間をかけて足で探して、経営者に取材するなどして、最終的に投資先を決めるプロの運用に任せることができるのが、投資信託の強みです。
わたしは、自分が信頼して投資している投資信託「ひふみ」に投資しています。

底値買いの検証
2003年10月20日(金)の時点で、気になる3銘柄、資生堂、Monotaro、GMOペイメントゲートウェイの3銘柄がどうなっているか、検証しました。
Aルールに従って、ショートしていたほうがよかったのか、底値と考えて買ったほうがよかったのか、検証しました。
下は、2023年10月22日現在の、Monotaroの株価の動向です。

Aルールに従って、ショートしていたほうが、底値買いとして、10月13日に買ったときよりも、有利となっています。
底値と思って買った方は、さらに下がって、含み損となっています。
次は、2023年10月22日現在の、資生堂の株価の動向です。

資生堂も、さらに下がっています。
これが、底値買いの怖さです。
Aルールに従って、ショートをするほうが、含み益になっている結果となっています。
かならずしも、こうなるとは限りませんが、底値買い(底値と思って買い挑む)の怖さが認識できるパターンとなっています。
最後に、2023年10月22日現在の、GMOペイメントゲートウェイの株価の動向です。

GMOペイメントゲートウェイは、10月13日に7281円の安値をつけていました。
10月20日現在では、6281円の安値を付けています。
底値買いを10月13日に行っていれば、1000円前後の含み損失を1株当たりで被っていたといえます。
もし、Aルールに従い、Aが下向きで、株価がAの下にある場合は、ショートをし続けるという投資手法をしていれば、利益になっていた局面でした。
過去の底値買いの反省をふまえ、Aルールに従った投資行動をとりたいと思います。
そして、もし、Aルールに従った投資行動が間違っていた場合は、けがが大きくならないうちに、損切りをして、しばらく投資から距離を置きたいと思います。
