🔹このページのリンクには、広告が含まれています
2023年10月6日以降の株式と為替の状況を分析しました。
期間:2023年10月6日~10月11日
日経平均のトレンド
日経平均の日足チャートを見て、トレンドを判断します。
私の場合、トレンドを判断する時は、25日移動平均線(以下Aと呼びます)が下向きで、現在の株価指数が、Aの下にあるなら、下降トレンドと判断します。
上の日足チャートでは、Aは赤い曲線で表示されています。(株探の日足チャートです。株探のチャートは、とても見やすく、分かりやすいので、いつも利用しています)。
Aは、9月初めから少し上向になっていましたし、株価指数もAの上にありましたので、緩やかな上昇トレンドと考えていました。
しかしながら、9月下旬に入ると、株価指数は、Aの下に移動し、Aは少し下向きに変わりました。
下降トレンドの場合に、株価投資で実践することは、ショート(空売り)となります。私は、そういうルールで運用しています。
もし、現物の株式を保有しているならば、一旦売るか、現物は売らずに、同一の株または、同じような動きをしている企業をショートします。
そして、大きな陰線が。10月2日、3日、4日と連続して3回出ました。「三羽ガラスに買い向かえ」という株式格言を思い出し、複数の企業の株を買い向かいました。
結果は、どうなったかと言いますと、若干ですが、10月5日は上昇しています。しかし、10月6日は、上昇してから下落して、前日比では、下がっています。
為替(ドル/円)のトレンド
ドル円の相場はどうなっているでしょうか。
日足チャートを見ると、上昇トレンドとなっています。
上昇トレンドの理由は、25日移動平均線(Aと呼びます)が、右上向きで、為替(ドル円)がAの上にあるからです。
上昇トレンドの場合は、ドルを買い続ける、というのがAルールの投資方法です。
10月11日の状況
翌週にどうなったか、検証してみます。
まずは、日経平均がどうなったでしょうか。
10月4日を底として、上昇しています。
先週の、「三羽ガラスに、買い向かえ」という株式の格言は、今回は、有効であったといえます。
ただし、まだ、今の時点では、上昇トレンドということになりません。
なぜならば、Aが下向きで、日経平均が、Aの下にあるからです。
次は、ドル/円の動きです。
結論からいいますと、もみあっています。
上昇トレンドのチャートですが、Aの上にドル/円があるものの、大きな上昇は見られません。
どうなっていくのか、今の時点では、不明です。
不明の時は、様子見するか、一定の範囲で上下動をするのであれば、ボックス理論に基づいて、ボックスの底で買い、ボックスの天井で売ることができます。
10月12日の早朝の状況
朝5時台の日経平均先物ミニの状況です。
夜間の間に、日経平均先物は、上昇していました。
本日寄付きでは、日経平均は、前日より上昇してはじまるようです。