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ある日の日経先物の状況

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5月25日土曜日の朝の状況をみてみます。

昨晩、5月24日金曜日の22:43 に日経平均先物6月期限のミニを確認したところ、上昇中でした。その時の価格は38740円。日中の15分足の高値38750円に迫る勢いでした。もし、38750円を越えたら、十分な推しを待ってから買うのもいいと考えました。

結果的には、38650円近くまで押して、それから、上昇して38750円を超えて、最終的な終値は、38800円という、直近高値としてマークしていた38750円の50円高でした。

下は日足です。日足では、直近高値の38750円の山は表示されません。ただ、日足で見ると、上昇フラグが形成されていて、直近では、フラグ上限まで達していないため、上昇圧力が弱くなっています。もし、4万円まで、再度上昇してくれば、上昇フラグは有効であり、継続していると判断できます。

次に、15分足をみてみます。

22:30に直近高値38750を超えたあと、38650円近くまで押して、それから上昇しているのがわかります。

押したところを示すのが下のチャートです。

私が言いたいことは何かというと、直近高値38750円を超えた時、すぐに買いポジションをもつと、100円下の38650円近くまで下げて、損切りになる可能性があるから、冒頭に書かさせていただいたように十分な押しを待つ方が、資金効率がいいということです。

直近高値を超えたら買う、あるいは、直近安値を割ったら売る、という手法は、ブレイク買い、ブレイク売り、と言われています。これは、すぐにブレイクした先でポジションをもつという意味にもとれますが、そうではなく、その後の、押しを待って、ダウ理論に従って、逆光してから再び順方向に動いたところでポジションを持つという解釈もあります。

上のチャートで解説しますと、高値を結ぶ線がトレンドラインとして引くことができれば、安値も、高値のラインと並行して押すのではないかという推測ができます。

その推測を前提にして、最初の高値と安値の差が100円あるとすれば、次の高値と安値の差も100円あると考え、高値から推測して次の安値を決め、IFOで買い予約をすることができます。

上の安値までの下落中は、このままいけば、さらに下落するのではないかと恐怖で震えるような局面でもあります。

これは、一種の振るい落としです。

書いポジションを持っているものを投げさせてから、上昇していく。

この特徴は、いつの時期でも、変わらない、よく起こる値動きといえます。

これを知らなければ、高い時に買って、安い時に売る、という初心者投資家の行動に陥ります。

高いところで買う原因は、上昇している勢いを見て、釣られて買うからです。

安いところで売る原因は、下落している状況を見て、怖くなって売るからです。

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