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最近の株価の動向を見ていて、気づいたことを書きます。
この記事でわかること
①Aルールに基づいた株式投資がわかります
②人の目の錯覚が邪魔をして、なぜ投資ができないかがわかります
③ルールに基づいた投資は、最後は心の壁を破るというメンタルが重要だということがわかります
Aルールに基づく投資とは
この投資方法を私が知ってから、数年が経過しています。
興味のある方は、下のサイトをご覧下さい。
錯覚と思い込みの罠とは
ルールをしっかり理解していても、下のような理由でルール通りに実践できないことが、よくあります。
具体的な例を下に示します。
下の日足チャートは、GMOペイメントゲートウェイという企業のものです。
2023年10月13日に、5810円の安値をつけ、11月1日に窓を開けて上昇した日に、私は100株を買いました。
これは、Aルールを無視した投資行動です。
25日移動平均線(A)の赤い線が下向きであり、株価はAの下にある場合は、ショートするのが、Aルールです。
私は、もうそろそろ底をついて上がるだろうという、根拠ない理由から、Aルールを無視して買いました。
そして、結果としては、さらに上昇したので、買った翌日の11月2日に100株を売り、利益を出しました。
その後、この企業の株価は、どんどん上昇していきました。
売らずに持っていれば、利益幅は拡大したはずです。
思い込みで、次の日が天井で、また下落するだろうと、考えたことが、失敗の原因ですが、さらに失敗したのは、Aルールに従って、この企業の株を買い続けることができなかったことです。
12月8日現在、この企業の日足チャートは、下のようになっています。矢印のところで買って、翌日売ったのですが、Aが上向きで、株価がAの上にでたのに、Aルールに従わずに、何もしなかったのです。
Aルールに従うことができなかった理由は、先のことがわからないため、上昇の途中であるということが、目の錯覚で、天井に見えてしまったからでした。
反対に、下がっている途中では、先のことが見えないため、視覚的には、その日が底だと錯覚してしまいがちです。
上のチャートで説明しますと、9月27日現在で7861円の安値を付けて、その後10月初旬まで、もみ合っていました。このとき、底をついたと考えて、買った人がたくさんいたと思います。私もそう思いました。
ところが、結果的には、7861円は底ではなく、5810円が底でした。
ここで、9月27日から10月初めまでは、Aは緩やかな下向きであり、株価はAの下にあるため、Aルールに従って、ショートをしていれば、結果的には利益に結びついていたことがわかります。
この企業はショートに値するという意味ではありません。企業名に特別な意味はありませんので、ご注意ください。
ショートするどころか、買ってしまって損をしたのが私です。
心の壁をやぶれ
Aルールを知っているのに、なぜできないかは、これまで書いたように、目の錯覚や思い込み、具体的には、底をついたから買ってみようという思い込みからくる欲望、また、急激に上がったから、きっと下がるだろうという思い込みから、買うべきところで買うことができないという恐怖です。
感情や欲望や恐怖を克服しなければ、投資で利益を手にすることはできません。
Aルールに従い、感情を入れずに投資を行い、間違ったら、すぐに損切りをすればいいだけです。
安易に投資をせず、ポジションを持たない期間も必要です。
特に、ポジションをもってザラバを見ると、スリルを感じて、喜んだり落ち込んだりしますが、投資でスリルを感じていると気づいたら、私は、一旦ポジションをなくして、冷静になります。スリルを味わうのは、投資以外の趣味で実行するほうが、資金は減りません。
また、すぐにシステム上で損切りができるような、証券会社を選択します。
仕事をしているので、勤務中に損切りができずに、損失が拡大したら、元の資金に戻すだけで時間がかかり、投資にはならないからです。
感情や思い込みを排除し、心の壁を破りませんか。
それができなければ、専門家がかわりに投資をしてくれる投資信託を買うことをお勧めします。
まとめ
①ルールに基づいて投資をする
②ルール以外の心の声に耳を貸さない
③投資にスリルを求めない
④ルール以外のポジションを安易に取らない
おまけの話
直近での失敗(ルールを破った投資)の記録です。
懲りないなあ
資生堂を矢印で買いました。2023年12月5日のことです。Aルールでは、ショートをするべきところです。
Aルールでは、明らかにショートをするべきところです。
Aが下向きで、株価がAの下にあるからです。
結果は、下の通りで、下がりました。